小児矯正 ~治療時期について~
お子様の矯正治療に適した時期をご存じですか?
1.第1期治療期
第1期治療期は、前歯のはえ変わる小学生の時です。
顎の骨の発育異常に関係するもの、たとえば、ひどいうけ口や出ッ歯の方。歯ブラシを上手に使用しても清掃ができないくらいひどい乱杭歯。顎の運動に障害をおこすような歯ならびの異常。
指しゃぶり、舌突出癖など歯ならびや発音に影響がある癖は早めに治しましょう。
2.第2期治療期
第2期治療期の永久歯にすべて交換するのは、中学生以後、すべての歯ならびの異常が治療の対象となります。
骨格にあまり異常がなく、歯のならびがデコボコであるとか、八重歯であるという様なものは、この時期まで待ってから治療を始めて充分に間にあいます。
つまり、この時期が本格的な矯正治療の時期といえます。治療器具も複雑となり、2年前後かかって治療することになります。
また、第1期治療をうけた方の多くは、この第2期で仕あげの治療をします。もし必要であれば、治療開始まで定期的なチェックを受けることにより効率のよい治療が受けられます。